〜HUG(ハグ)カードを使った避難所訓練〜
HUGは、避難所の運営を模擬体験するために静岡県が2007年(平成19年)に開発したカードゲームです。
H(hinanjyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字を取ったもので、英語で「抱きしめる」という意味で、避難者を優しく受け入れる避難所のイメージと重ね合わせています。
カードには、避難所に集まってきた方それぞれの事情が記載されています。ご高齢の方、妊婦さん、ケガをされた方、ペットと一緒に避難された方等々・・・。
どのグループも悩みながら、カードの置き場所を決めている様子でした。
講座の後半では、能登半島地震の災害現場に派遣された済生会病院DMATチーム林医師の報告を聞かせていただきました。大規模災害の現状に言葉を失う思いです。
一日も早い復興を祈ると共に、災害への対応を平常時から準備することの大切さを再確認した講座でした。
参加された皆様、大変お疲れ様でした!
ご指導、ご協力いただきました栃木県防災士会の皆様に心より感謝申し上げます。