関東自動車では、二酸化炭素や排気ガスを排出しないEVバスを5台導入し、宇都宮市内での運行をスタートしました。
2029年度には市内を走る大型路線バスの7割(158台)をEVバスに転換することを目指しています。
EVバスの航続距離は約240kmで、長距離の路線バスにも対応します。
また、災害時には、地域の電源供給ステーションにもなるほか、被災地に移動して冷暖房完備の避難所としても活躍します。
実際にEVバスに乗車させていただきましたが、低床構造で乗り降りしやすく、乗り心地は静かで揺れが少なく感じました。
EVバスの色は、LRTライトラインの黄、JRの緑とのコントラストを意識した鮮やかな赤を採用し、ゆとりあるシートレイアウトは、最大で80名の乗車が可能です。
再来年からは宇都宮産のEVバスが予定され、
さらなるカーボンニュートラル(脱炭素)に向けての取り組みが期待されます。